【恋愛経験ゼロからの婚活記録】素敵なパートナーに出会うまで

婚活を始める中で焦る思いに空回りする思い

婚活を始めて私はすぐに自分からのアプローチを始めた。こちらから希望の条件である収入、身長に体重、出身地、年齢などを設定する。私としては、自分の身長が平均より高い自覚はあるが、自分より背が高いのはこだわらない。体重も特にこだわりはない。(さすがに、百キロ以上となる肥満体はいかがなものかと思うが)特にこだわりにはならなかった。

ただ、私は小説家を志望しているだけあり読書が趣味だった。また、アニメや漫画も好きということがあり、何かの話題で会う人がよくアニメや漫画、あるいは読書が趣味という人間がよかった。存外、探してみるとアニメや漫画が好きという人は少なくなかった。人数は月に一定の人数と決められていたので、良いな。と、思った候補の人たちからこちらから申し込める期間が残りわずかな人から申し込むようにしていた。

そんな中で、アドバイザーさんから良い人がいるんだけれど会ってみませんか? と、いう話がやってきていた。アドバイザーさんが相性がよさそう。あるいは、お互いの条件が一致している。と、いう人がいたら直接、紹介をしてくれる。と、いうのだった。とても、魅力的なお話であった。だが、そのころの私は時期が悪かった。

私はバイトをしており、某有名チェーン店のアイスクリームショップでバイトをしていた。季節はそろそろ冬に入り始めるという時期。本来ならば、アイスクリームの人気は下がり始める時期のはずだった。だが、大手チェーンということもありいろんなイベントをしていた。当時、そのころに初めての試みであるイベントを行っていたこともあり時間を作るのがとても難しい時期でもあったのだった。

アドバイザーさんには、忙しいことをきちんと説明をしていた。そして、私としてもネットでの掲示板ならば会話ができるかもしれない。と、いうこともあり精力的に動いていた。また、私自身も自分の女らしさを上げていこうと努力をしていた。

当時、私は女らしさというのはあまりなかった。もちろん、料理や洗濯、掃除といった家事が全くできないというわけではない。最低限のことはできていた。少なくとも、カップラーメンにお湯を入れるだけを料理。と、主張するほどどうしようもなかったわけではない。母が忙しかったりするときなどは、朝食を作ったり夕食やお昼ご飯を作る。それに、専門学校の時は寮だったが一人暮らしもしていた。最低限の家事はできている。と、思う。

だが、魅力的な女性なのか? と、聞かれたら怪しいのが自分だった。普段着はズボンばかりであり安売りの服でファッション雑誌を読んだことはない。アクセサリーも一切、もってなく化粧も必要最低限のぶんをバイトに行くときなどしかしない。髪の毛は伸ばしているがシンプルにひとまとめに後ろで結ぶだけだった。

予算などを考え、貯金を考えつつちょこちょことおしゃれ着とされる外出用の服を購入したり、アクセサリーを購入する。目的としては、デートの時のためのものだ。だが、問題としてはそのデートの前の良い出会いがまだ、ないことだった。