【恋愛経験ゼロからの婚活記録】素敵なパートナーに出会うまで

結婚への二か月前に起きるお別れとさようなら

当時、私は結婚を控えてダイエットをしていた。夕食に炭水化物を抜いて控え目に食べる。と、いうダイエットだった。その効果はめきめきと出ており、体重はどんどんと減って言っていた。だが、それは食事量を控えて言っていた。と、いうよりも食事が思うように喉を通らなくなっていたというのが実情だった。当時を思い返してみると、食事がおいしい。と、感じていなかったように思う。ただ、義務的に栄養を摂取しているという感じだった。

結婚を控えても私は、クリスマス、大晦日にお正月と仕事があった。結婚式にはお金がかかるし、新生活に向けて私は頑張っていた。仕事だったのだ。もちろん、クリスマスというのが恋人たちにとっては素敵な記念日だと知っていた。だが、仕事だったのだ。Aさんも仕事でどうしても抜けられないことというのがあったはずだ。と、私は思う。だが、Aさんは不満をとても口にしていた。

Aさんはよく不満を口にしていた。もちろん、不満をため込まずにきちんと意見を言ってくれていた。と、いう見方もある。だが、ラインのほうでいつも話しかけてくれない。と、言うので私はいつもラインで一日、一回は会話をしていた。だが、そのラインを話しかけるのは常に私の方からであり、Aさんから話しかけてくれることもなかった。Aさんからも話しかけてくるようではなく、しかも話しかけてきたとしてもそうですか。と、いう短文だけだった。会話のしようがなかった。それでも、私は一生懸命に会話をしていた。だが、その会話はなかなかに弾まない会話だった。

これで、結婚しても大丈夫なのだろうか? と、いう不安は常々に襲っていた。そして、それはお正月だった。お正月は仕事が朝からあった。だが、新年になり朝に私はあけましておめでとう。来年は一緒にいられますね。と、いうメッセージを送った。

私としても仕事とはいえ、クリスマスやお正月に会えないのは悪いな。と、とても苦しく思っていたのだ。だからこそ、結婚したらなるべくできる限りは一緒にいたい。と、思っていた。そんな私に対しての言葉は、結婚後のお正月に一緒にいる必要があるのか? と、いうメッセージだった。Aさんにしてみれば、恋人の時に一緒にいないんだから結婚後も一緒にいる必要がないじゃないか? と、いうのだ。

私がこれで友人と遊んでいるというならば、それはAさんの言うとおりだっただろう。だが、違うのだ。私は仕事をしていたのだ。私はもうつらくてどうしようもなく母に愚痴を言った。その結果、そのことを父に話をして、父にラインを見せたのだ。それは、Aさんが知ったらマナー違反と言われていたかもしれない。だが、どうしようもなく私は苦しんでいたのだ。その結果、結婚話にしてしまえ。と、いう言葉だった。その言葉をして結婚をやめてよい。と、聞いた瞬間に私はやめてよいのか。と、いう解放感を覚えたのだった。

そこで、私はAさんと結婚したくない。と、思っていたことに気づいた。早速、Aさんとお別れを告げた。Aさんに言わせ見れば、最初の夏に花火大会でのことからすでに断ろうと思っていたそうだ。だが、私が泣きそうになりながら謝罪をしていたから流されていた。と、言ったのだ。私にしてみれば、本当に済まないと思っていたのだ。むしろ、そう思っていたならば、そう伝えればよかったのだ。と、今になって思う。

結果として、私は初めての交際は結婚まで進んだが、結果として結婚式の挙式の二か月前に別れる。と、いう結果となった。話をしていた親戚にも別れた話をしたのだが、むしろ私はすがすがしい気分になり急激におなかがすいて、久方ぶりにおいしいと感じる食事をしたのだった。