【恋愛経験ゼロからの婚活記録】素敵なパートナーに出会うまで

二度目の結婚の話を出してみたんだけれど……

交際は私としては順調に進んでいるといえた。とはいえ、誕生日が終わったとしてもそのBさんは誕生日にプレゼントをくれなかった。念のために言うと、結婚相談所では生年月日が明らかとなっている。私の方は、機会があればプレゼントをきちんと渡していた。別にねだるのもどうかと思ったことも手伝い、プレゼントを要求することはしなかった。それに、Bさんにしてみれば二十歳を超えていることから誕生日プレゼントを贈らない。と、いうのが普通だった可能性もあった。

そして、ちょうど半年前にやめるにはちょうど良い時期だった。休止活動をして半年ほどたったというのも手伝って、私は結婚の話を進めませんか? と、尋ねた。そもそも、結婚相談所というのは結婚を前向きに考えている男女が集まっているのだ。話を進めるように考えるのにもよい。もしも、断るならば半年分の休止が残っているうちに話を決めておきたい。と、いうつもりだった。

それに対しての、Bさんの返事は煮え切らないものだった。それは、自分の収入に対する不安だった。私はお互いの貯金や出費などを書いた家計簿などをお互いに見せ合って話し合ってみませんか? と、話しかけた。住んでいる地域によっては、私は今のバイト先を辞めることはないだろうし、やめる羽目になったならば結婚後に新しいバイト先を探すつもりもあった。とはいえ、収入などの相談をするのは否定はしない。お互いにどれだけ貯金をしているのか? どれだけ貯金をしていないのかを知っておくのは、大切だと私は思ったからだ。

念のために言うと、私は浪費家ではない。もともと、自由にできるお金などが少ないことや、家そのものも極めて裕福というわけではない。最近では、きちんと家計簿を計算しており予算を決めている。常に予算を守っているというわけではないが、収入が支出を超えるというようなことは、よほどの例外(結婚相談所の入会金はそれだけで、バイト代を超えた)を除けばない。月々の三割程度(微々たるものだが)貯金するように気を付けていた。

次に会うときに、お互いの貯金や収入などのことを話し合おう。と、いう結論になった。私はそのために、家計簿などを用意した。さらに、結婚のための常識やマナーや必要なお金などが書かれた本を購入した。結婚後の生活についての本は買っていたのだが、その本は購入していなかったのだ。たとえ、今回は不要になったとしても持っていて損することはないだろうという思いからだ。だが、そんな次へのデートへの準備は全くの無駄というわけではないが、不要になった。なぜならば、後日にラインでやはり一緒に付き合うには自分の金銭収入に不安がある。と、いう言葉で断られてしまったのだった。私としては、それはとてもショックであった。母に、自分は金遣いが荒いのか? と、確認をしたほどだ。今後、婚活を続けるにしても金遣いの荒さは、問題がある。と、思ったからだ。だが、母はあんたは金遣いが荒いわけではないといわれた。最も身近であり、ついでに厳しい評価を出すであろう母がそうなのだから、大丈夫なはずだ。と、私は思う。と、いうか金銭で不安があるような異性ならば付き合うのを早くに断ればよい。と、思った。結婚の話が出てから、金銭感覚の不安という理由で断らないでほしい。本当に収入に不安があるならば、婚活はするな。と、私はしばらくの間、怒りを覚えて愚痴を言ったほどだった。