【恋愛経験ゼロからの婚活記録】素敵なパートナーに出会うまで

婚活を決意してからの始める前に準備をしたがお金がかかる

婚活を決意したのは、二十四歳になる半年ほど前であった。まず、私は婚活の手段を調べた。まずは両親がどうやって結婚したのか? と、いう質問からだった。話に聞いたところ、両親はお見合いの結婚だった。

お見合い結婚というのはよく聞くが、あいにくと私にお見合いの話を持ってくるような親族は居なかった。何より、両親が結婚した当時はお見合いというのはタンス屋さんが持ってくることが多かった。嫁入り道具の一つにある嫁入りダンス。嫁に行くときに、タンスを購入してお嫁に行くのだ。タンス屋さんは、お見合いをあっせんして結婚が決まったら自分のお店でタンスを購入するという利害があったのだ。だが、今となってはタンスの専門店はなく、お見合いを持ってくるようなタンス屋さんは存在しなかった。

そのためか、結婚のためのぶんはいろいろとあった。出会い系サイトというので、無料アプリや街コンや合コンというのもある。だが、私は、あまり異性とは友人関係にすらなったことがなかった。婚活や結婚相談という言葉をネットで調べた。そこで、私は結婚相談所を見つけた。会員となり、入会費と月々の回避を払う。その結果、そこに登録をしている異性が紹介されたり、こちらからネットで掲示板越しに会話をする。あるいは、定期的に行われるパーティーなどに参加して、結婚相手を探す。と、いうものだった。

探せば他にもいろいろとあったのだろう。けれど、私が決めたのはその結婚相談所というものであった。もともと、私が自由にできる収入は少ない。そのために、月々の会費や入会費は大きいが、確実に出会える可能性が高い結婚相談所を決めたのだ。余談であるが、入会費はわりと高額だった。そのことから、私は両親に相談をして何割かを払ってもらえるように頼んだ。

結婚相談所へ資料を請求したりと準備はいろいろと必要だった。その間に、私はほかにもいろいろと調べる。結婚を考える上で結婚するために必要な知識や技術を手に入れようと思ったのだ。結婚のために必要な知識やノウハウなどが書かれた本を読む。家計簿のつけかたや、新居や家具の知識。掃除や洗濯に料理といった家事の基本。健康やマナー人間関係などを説明してくれる本を一冊、購入をした。特に、家計簿のつけ方の本はとてもためになり、今までは特に考えずに使っていたお金を貯金や予算を決めたりとするようになった。結婚すれば、家計簿をつけたりすることもある。また、その本を読むことで結婚という夢を見るのではなく、結婚という現実を見るようになっていた。

資料を請求して結婚相談所へと向かうことになった。全国に支店を持つお店であり、入会などで支店に向かう必要があったのだ。幸いにも私が入会する結婚相談所は自転車で三十分もあればいけるような近くであった。母に相談をしたことで母も結婚相談所へと向かった。母としても、変な紹介所に行くのは嫌だったのだろう。(あと、母の弟に一人、三十代後半の独身がいるのでその相談もあったようだった)その後、プロフィールのための写真を撮ったり、必要な書類に記入したり独身証明書というのを提出したりして登録の準備を始めたのだった。婚活は準備にもかなりお金がかかったのだった。