【恋愛経験ゼロからの婚活記録】素敵なパートナーに出会うまで

婚活を初めたけれど最初の出会いは中々来ない

根気よくいろんな人にお話をしませんか? と、いう申し込みをしていたことから、どうにか多少の会話ができるようになってきていた。お話の内容はたいていは、好きな本についてである。プロフィールなどで、本が好きなことを書いており、どんな本が好きですか? と、いう質問で終わらせている。アドバイザーさんからもこうした言葉をつけておくと、向こうの方も本の話題から話を入りやすい。と、誉められたほどだった。

だが、それでもなかなかに申し込みは来ないし話題も思うように続かなかった。ある程度、私は話題を繰り広げる。どんな本が好きなのか? あるいは、どんな漫画やアニメが好きなのか? と、いう質問などからだ。私としては、私が好きな本や漫画にアニメを好きという必要はなかった。ただ、お互いの会話の糸口が欲しかったのだ。

ただし、多少の会話をしたとしてもしばらくすればごめんなさい。と、いうメッセージが来てしまっていた。もちろん、お互いに何かが悪かったのだろう。そんな中で、私は希望したり話をして残念で終わった人の会員番号をメモしていくようにしていた。

当時、私は婚活がなかなかにうまく進まない。そのことから不安から、本屋さんなどで婚活体験のコミックエッセイなどを読むようになっていた。私もあまり条件がよくないことは自覚していた。コミックエッセイなどでも書いている人は、漫画家という収入が不安定な職業。それは、私も小説家という収入が不安定な仕事なのでそれを悪く言うわけではない。だが、それでもそれがよい条件ではない。と、いうことは理解していた。私と同じようにオタク趣味であり、出会いがなかなかにない。更に交際経験もろくにない。と、いう共感できる条件がある彼女たちが婚活に成功して結婚をした。そんな話を読んで気を休めながら、マナーなども覚えていた。

その中に会ったのが、前に断ったのにまた同じ人から申し込みされた。あるいは、前に申し込んだとき断ったのに、今度は向こうから申し込んできた。と、いうのが不愉快。と、いう部分があったのだ。その言葉に、私は心の中から納得した。ごめんなさい。と、言っているのに、何度もしつこくされたらいやだろう。その理屈を理解して私は相手の番号をメモに記載して同じ人に申し込まないように気を付けていったのだった。

私がしていた結婚相談所の場合、まず相手にお話をしませんか? と、申し込む。この時点で、相手の方にこちらの写真と簡単なプロフィールが公開される。ちなみに、申し込む方はプロフォールの情報は一部を除き制限がかけられ写真も載っていない。それを、見て向こうが一週間から二週間以内に返事を出す。ちなみに、マナーとしては一週間だ。

お話を受けいられたら、あちらと同じぐらいのプロフィールが紹介される。そして、会話をしていくという形だ。話を進めていく中で、さらにプロフィールの詳細を明らかにさせる。そして、お会いをする。そして、何度かあってお付き合いへと進む形だった。

だが、私の方はなかなかによいお返事もなかったし思うように進むことはなかったのだった。そんな中、紹介書で向こうからお話をしませんか? と、いうのが初めて来たのだった。